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| シーザーのオモチャを横取りしたら、いったん私が取り上げて、その後にマルクスに渡す。 シーザーにむやみやたらと飛びつかせない。 何をするにも、名前を呼ぶ時も、おやつ、ごはんをあげる時も、ブラッシングをする時も、玄関を出入りする時も 外出先から帰ってきて、出迎えた2匹に挨拶する時も、なにもかもシーザー、そしてマルクスの順番。 しかし、好奇心いっぱいで、遊びたい盛り、新しい環境に一生懸命慣れようとしているマルクスに対して あれもダメ、これもダメでは、かわいそう。ただ遊びたいだけなのに。 シーザーの目の届かない場所でマルクスとコソコソと一緒に遊んだり、マルクスだけこっそり外に連れ出しては 公園で一緒に走ったりしておりました。 シーザーにもマルクスにもすごく気を使い、私も精神的にヘトヘト。 だけど、シーザーもマルクスも、この家の子になりたいと自ら望んだわけではなく、すべて私の欲望のままに 家族として迎えただけなのです。だからそのくらいの気苦労(?)は子犬が自ら選択できない運命に比べたら ささいな努力にすぎません。 こんな生活(隔離状態)が2ヶ月〜3ヶ月くらい続いた頃、マルクスがそばに寄ってきただけで、怒り出すか 逃げ出すかで、全く受け入れる気持ちがないように見えたシーザーでしたが、だいぶ慣れたのか、マルクスが 近くにいても平気になりました。 マルクスもシーザーを目上の犬として認識してきたような感じになってきました。 2匹の間に約束事が成立しつつあった、というか、私が強制的にそうし向けたというのが正確かもしれませんが 2匹で同じ空間を穏やかに共有できるようになってきて 長かった隔離作戦も終盤に近づいてきたように感じました。 そして、さらに月日が流れ、2匹の関係もすっかり安定し、悪夢のようだったあの数ヶ月もなつかしい記憶になろうと していた頃、黒い豆鉄砲がやってきました・・・。 |
| クリスマスシーズンのある日。 ふらりと立ち寄ったペットショップで大幅にディスカウントされていたスコッチの子犬に目がとまってしまいました。 もしかして売れ残りちゃん?心が揺れ動きます。すでに4ヶ月。 でも、せっかく平和に仲良く暮らしているシーザーとマルクスのもとに、飼うのが難しい(?)という噂のスコッチは 大丈夫だろうか? 前回の例もあるのですったもんだはもう懲り懲り。 ・・・でも、連れて帰ってきちゃいました〜。懲りてないですね。自分。あはは。 一応私も学習済みなので、慎重に先住犬とご対面。 何が起こっても動じるもんか、トラブルカモ〜ン!と覚悟は決めておりました。 んが、シーザーとマルクスはこの黒い毛むくじゃらの子犬に対して、とても冷静で、あまりとまどう様子なし。 ガラスケースの中で、普通の子犬よりも少しだけ長く暮らしたこのスコッチ。 スコッチの子犬、状況判断が上手いなかなかの世渡り上手。 拍子抜けするくらい初日からいやにすんなり〜。 シーザーを我が家のボスと認識し決して逆らわず、マルクスは丁度いい遊び相手と、プロレスごっこ。 神経質なシーザーと、ボーとしたマルクスの扱いを瞬時のうちに嗅ぎ分けたケインズの臭覚には、私も脱帽! 多頭飼いは必ずしもトラブルが発生するとは限らないという事をまたまた学習した私。 もしかしたら、ケインズは、彼なりに与えられた環境に、努力して適応し、これが自分の生きる道である、と自ら 察しただけなのもしれませんが・・・。 ワクチンもすでに完了していたケインズ。 連れてきたその日からシーザーやマルクスと一緒にお散歩も出来る。 2匹が3匹になって、今までより少し賑やか。だけどいつも通りの日常。 |